どうも、エニグマです。
先月29日遂に開幕を迎えました。世界一翌年のホーム開幕戦ということもあり優勝バナーの掲示、チャンピオンリング授与、ゴールド仕様のユニフォーム&帽子着用など様々なイベントが目白押しだった開幕カード3連戦。簡単にではありますがこの3試合を振り返ってみたいと思います。
□GAME1
この試合は投手陣とジャンコウスキー、ハイムに尽きるでしょう。開幕投手の大役を務めたイオバルディが6回2失点としっかりとゲームを作れば中継ぎで登板したイエーツ、スボーツ、延長タイブレークで満塁のピンチを凌いだロバートソンが無失点でカブス打線を抑えていました。9回表にはファールボールだったにも関わらずインプレー中と判定されてしまいハイムの抗議も実らず2塁からランナーを返してしまう不運な失点を喫してしまいました。このピンチを救ったのが9回裏代打で出場したトラビス・ジャンコウスキー。フルカウントから振り抜いた打球はライトスタンドに突き刺さる値千金のホームランとなり球場は大興奮の渦を巻き起こしました。タイブレークに突入した10回裏では2アウトから先のイニングで誤審により辛酸を舐めたハイムが怒りをぶつけるかのように右中間へ打球を運びサヨナラヒット。開幕から劇的なゲームで大変満足しました。
この試合でメジャーデビューを果たしたラングフォードは2打席目に犠牲フライ、3打席目にはMLB初安打となるショート内野安打を記録しました。右打者でありながらこの当たりで内野安打を奪うのは驚異的な脚力です。
ようやく昨日の試合見始めたんだがラングフォード脚速いな
— エニグマ (@eniguma162) 2024年3月30日
右打者+スワンソンの無駄のない守備でこれがセーフになるのは凄い https://t.co/L2yExzD982
□GAME2
開幕2戦目にして本来は先発5番手想定のブラッドフォードが先発となり大変不安だったのですが2回にスワンソンへホームランを許して以降は要所を締める丁寧なピッチングで5回2失点と十二分の働きでした。打線も今季新加入のウォルシュの本塁打から徐々に機能し始め終わってみれば8回までに11もの得点をスコアボードに刻みました。スプリングトレーニングでの実戦が非常に少なく試合勘が心配されていたシーガーとヤンですがシーガーは1試合4安打、ヤンは今季第1号と早期に結果を出してくれたのは嬉しかったですね。
□GAME3
本日日本時間朝方に行われた最新のゲームですがとにかくグレイ、そしてレクラークが良い投球を出来なかったことに尽きますね。初回にモレルに被弾を許し3点を献上するとそれ以降もグレイは立ち直れませんでした。特にストライク率が50%を割ってし待ったことからも伺えるようにコントロールに苦しんでいた様子でした。バントを受け取ったウレーニャ、ロドリゲスはランナーを抱えながらも複数イニングを無失点と粘りのピッチングを見せていたのですが9回に登板したレクラークが大誤算。グレイ同様制球に苦戦し1イニング3四球を記録してしまう厳しい結果となりました。病み上がりのシーガー、欠場のハイムを欠いた打線でしたがラングフォードに公式戦初の長打(3塁打)が飛び出す等それなりに機能していただけに悔しい1敗でした。
では開幕カードの振り返りはここまでにして本題へ。開幕カードを2勝1敗とまずまずのスタートを切ったレンジャーズですが4月の27試合の対戦相手と日程が非常に厳しいものとなっているのです。
4/2,3,4 @レイズ
4/6,7,8,9 アストロズ
4/10,11,12 アスレチックス
4/13,14,15 @アストロズ
4/16,17,18,19 @タイガース
4/20,21,22 @ブレーブス
4/24,25,26 マリナーズ
4/27,28,29 レッズ
❇︎日時は日本時間
①今季5割超えが期待されるチームとの対戦がズラリ
上記の日程を見ても分かるように4/10,11,12に予定されているアスレチックス戦を除く全てのチームが今季5割またはそれ以上の成績が予想されているチーム、いわゆるコンテンダーと呼ばれる球団とのマッチアップが4月に待ち受けています。先発陣の故障者が多く出ていてローテの脆弱性が度々指摘されている現在のTEXにとっては見た目以上にタフな相手と戦わなくていけません。
②17連戦+アウェー10連戦
30日しかない4月に27試合実施という過密さからも分かるようにMLB特有の大型連戦が開幕すぐにやってきます。4/6のHOU戦を皮切りに17連戦、さらに13日からは敵地10連戦と中々息がつけない日程となっています。
③いきなり4月にアストロズと7試合!?
昨年終盤まで地区優勝を争いALCSでもGAME7まで縺れる死闘を繰り広げたテキサスとヒューストンですが4/6〜9、4/13〜15の間にいきなり7試合が予定されています。前回のブログ(【TEX】開幕直前!!個人的2024シーズン注目ポイント7選)でも言及したのですが昨年レンジャーズはRSでアストロズにとにかく勝てずシーズンで4勝9敗と大きく負け越す結果となりました。特にホームであるはずのグローブライフ・フィールドで昨年シーズン&プレーオフで1勝しか出来なかったのは本当に悔しかったです。全13試合ミニッツメイドで野球しないか?
前述の通り厳しい日程が待ち構えている4月なのですが5月は一転して緩やかなスケジュールとなっています。
5月は比較的易しい日程なので4月に躓いても十分挽回出来るしここで一回ブーストをかけたい pic.twitter.com/ZQaiWmz9T6
— エニグマ (@eniguma162) 2024年3月26日
月後半にPHIやMIN、昨年WSで相見えたARIという強敵との対戦はあるのですが全体を見たら4月比でかなりイージーな日程であることが分かると思います。仮に4月に勝ち星が伸び悩んだとしても5月で取り戻すことは十分可能です。5月になれば現在マイナーで調整中のロレンゼンがメジャーの舞台に戻っていてシャーザーも同月中に復帰の噂も出ているため戦力的には少し余裕も出てくるはずです。
次回のブログ更新はゴールデンウィーク中の予定です。開幕1ヶ月経過時点での成績や所感を述べるような内容になると思います。
総括
まとめるとー。
本日レクラークが制球難から自滅していたように今年もまたブルペン陣に課題を抱えるシーズンになりそうですね。
以上です。